このような疑問ありませんか?
僕は会社員から独立して開業届を提出したので、ご紹介しますね。
個人事業主という働き方は、かつて特定の業種に限定されていたように感じていました。
しかし、近年の働き方改革や多様な選択肢により、フリーランスや個人事業主という選択肢を選ぶこともできますよね。
会社員でも開業届を提出するとなれるし、企業に属さなくても、自分自身が「会社」となり、自ら働き方やライフスタイルをコントロールする。
その自由さは大きな魅力です。
でも、個人事業主になるということは単に自由を得るだけではありません。
収入の波、仕事の管理、自己責任といった新たな課題が待っています。
それでも、この道を選んだ理由は、「自分の力で未来を切り開きたい」という情熱や、現代の働き方に適応したいという意欲が背景にありました。
この記事では、「個人事業主になって良かったこと」を紹介し、少しでも役立つ情報となれば幸いです。
はじめに:個人事業主に挑戦したきっかけ
個人事業主になろうと思ったのは、「自分の力で収入を得たかった」のが大きなきっかけです。
会社員を15年ほど経験し、辞めて開業届を提出しました。
個人事業主は、法人を設立せずに個人として事業を営む人を指します。
自宅で事業を行ったり、オンラインを活用したりする場合も多く、事務所や店舗を構えずに活動することもできます。
場所と時間
仕事内容
僕は会社に属してないので、自宅の一部で自由に働いています。
年収で考える、個人事業主への挑戦のしやすさ
そこまで年収が高くない場合は、個人事業主に挑戦しやすいです。
例えば、会社員を辞めてしまう場合だと
会社を辞めると税金の支払いが怖いですよね。
僕は会社員時代、そこまで年収が高くなかったので、1年目は生活水準を同レベルに保ちながら事業できました。
あくまで、成功しやすい比較ではなく、挑戦しやすい比較での個人的な考えです。
企業勤めとは違う自由な働き方を実現
個人事業主の最大の魅力の一つは、自分の働き方を自由にデザインできることです。(事務所やお店などでの働き方は除く)
企業勤めでは決められた時間に出社し、定められた仕事をこなすことが一般的ですが、個人事業主として働く場合は、自分で時間や場所を選ぶことが可能になります。
働く時間と場所を自由に選べる魅力
個人事業主の最大の魅力の一つは、朝早く起きて仕事を始めるのも、夜に集中して作業するのも自由です。
僕は、オフィスを構える必要もないので、自宅やカフェ、さらには海外で仕事をすることも可能。
この柔軟性は、特に子育て中の親や介護をしている人、または趣味を楽しみながら仕事をしたい人にとって大きなメリットです。
例えば、午前中は家事を済ませて午後に仕事を集中したり、週の半ばに休みを取ってリフレッシュしたりすることができるため、生活全体のバランスが取りやすくなります。
ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方
自分でスケジュールを組む自由があることで、ライフイベントや突発的な出来事にも柔軟に対応できます。
たとえば、平日に病院や役所に行く必要がある場合でも、他の日に仕事を調整すれば問題ありません。
また、特定の季節や時間帯に集中して稼ぎ、他の時期を休暇に当てるといった働き方も可能です。
このように、自分自身で「働く時間」と「休む時間」を決められることは、働き方のストレスを大幅に軽減する要素となります。
個人事業主として自分のスキルと価値を直接評価される喜び
個人事業主としての働き方の魅力の一つには、自分のスキルや価値がクライアントや顧客に直接評価されることです。
会社員として働いていると、成果は組織の一部として評価されることが多いですが、個人事業主の場合、その成果はダイレクトに自分自身のものとして受け取ることができます。
クライアントとの直接的な関係構築
個人事業主として仕事を進める上で、クライアントとの直接的なやり取りは避けられません。
最初は営業や交渉に戸惑うかもしれませんが、これが成功すれば自分の仕事がどのように評価され、どんなニーズがあるのかを直接知ることができます。
例えば、納品したデザインや提供したサービスに対して「ありがとう」「素晴らしいですね」といった言葉を直接受け取る瞬間は、達成感と同時に「自分のスキルが役に立った」という実感を得られます。
会社員時代には得られない満足感を生むことがありますよね。
努力が収益に直結する達成感
会社員の場合、どれだけ努力しても給与が固定されているケースがほとんどです。
個人事業主として働けば、自分の頑張り次第で収益が増えます。
新しいスキルを身につけたり、仕事の質を向上させたりすることで、高単価な案件を獲得するチャンスが広がります。
例えば、短期間に仕事をこなすことで、収入が倍増することも可能です。
この「努力が結果に直結する」という環境は、モチベーションの向上につながります。
個人事業主が築く理想の人間関係
個人事業主として働く魅力の一つは、誰と仕事をするかを自分で選べる自由です。
これは、ストレスの多い人間関係に縛られがちな企業勤めとは大きく異なり、自分にとって心地よい環境を築くことができるという点で、魅力的です。
理不尽に怒られること、人間関係などいろいろありますよね。
企業勤めが「ダメ」と言うことではなく、両方経験した上で、自分には個人事業主としての働き方が合っていると感じています。
取引先やパートナーを選べる自由
会社勤めでは、同僚や上司、取引先を選ぶことはほとんどできません。
個人事業主として働く場合は、クライアントやパートナーとの関係を自分で築くことができます。
共通のビジョンを持つクライアントと協力すれば、仕事自体が楽しいものになりますよね。
無茶なスケジュールや安い金額の発注に対してなど、価値観が合わない相手との契約を避けることもでき、余計なストレスを回避し、仕事の効率も向上します。
心地よい人間関係を築くことで得られる安心感
仕事相手を選べる自由は、人間関係の質を高める大きな要因です。
特に、クライアントからの感謝や信頼を直接感じる瞬間は、モチベーションを高める原動力となります。
仕事のパフォーマンスが向上し、結果的により良い成果を生み出すことができますよね。
孤独になりがちな個人事業主の働き方において、大きな支えにもなってくれます。
人脈を広げて仕事の幅を広げる楽しさ
良好な人間関係を築くことは、新しい仕事やプロジェクトへの道を開くきっかけにもなります。
信頼されることで、紹介で仕事を得る機会が増え、安定した収入やキャリアの発展につながります。
僕も紹介をきっかけに、出張にも行くようになりました。
良い人間関係はビジネスの成長を大きく後押ししてくれるのです。
個人事業主が手に入れる多様なキャリアと成長
個人事業主として働くことは、キャリアの選択肢を広げ、多様な経験を積むための絶好の機会を提供します。
企業での雇用では特定の役割や業務に縛られることが多いですが、個人事業主であれば自分の興味やスキルに応じて、自由に挑戦する分野を選べます。
様々な業界やプロジェクトに挑戦できる楽しさ
個人事業主は、自分が提供できるスキルやサービスを武器に、様々な業界で活躍するチャンスがあります。
例えば、僕は建築関係の仕事をしていますが、ウェブサイトと組み合わせて建物のイラストなども始めました。
自分のスキルが広がるだけでなく、新しい視点や考え方を取り入れることができるようになります。
また、一つの分野で成功を収めた後、別の分野に挑戦することでキャリアの幅をさらに広げることもできますよね。
専門性を深めながらスキルを広げる
多様な仕事に挑戦する一方で、特定の分野での専門性を深めることも大切です。
例えば、僕がしている建築の仕事であれば法律も変わっていくし、常に勉強をしながらさらなるレベルアップも必要。
常にアップデートしていくことで、自分を信頼してくれる人も増えてきます。
節税メリットと財務管理能力の向上
個人事業主としての働き方には、収入の管理や税務処理の負担が伴いますが、その一方で、自分の努力次第で得られる節税のメリットや、財務管理能力の向上は、個人事業主ならではの大きな魅力です。
この経験は、例え個人事業主を廃業して企業に戻った場合でも、大きな武器になります。
節税のメリットを最大限に活かす自由
個人事業主は、収益をどのように管理し、どのように節税を行うかを自分で決められます。
青色申告を活用すれば、所得から最大65万円の控除を受けることができ、家賃や通信費、交通費といった事業関連の費用を経費として計上することで、課税所得を減らすことも可能です。
勉強しながらですが、とてもいい経験になりました。
財務管理能力の向上と自信の獲得
個人事業主になると、売上や経費を管理し、税金を計算して申告する必要があります。
日々の収益や支出を細かく記録し、それを分析することで、どの部分にコストがかかり、どの部分で効率化できるかを理解できるようになりました。
会社員時代は得られなかった、収支のバランスを把握する力が養われます。
節約を楽しむ感覚と自分の成長
節税や財務管理を行う過程では、意識的にお金を使う習慣が身につきます。
必要な支出と無駄な支出を区別することで、節約そのものを楽しめるようになりました。
この感覚は、生活全般にポジティブな影響を与え、自分の成長を実感するきっかけにもなりますよね。
お金に対する主体的なコントロールを持つことは、個人事業主としての自信を高めるだけでなく、人生全体を通じて役立つスキルとなります。
まとめ:個人事業主の未来展望
個人事業主として働くことは、自由と責任が共存する働き方です。
これまでご紹介したように、時間や場所を自分で選べる自由、自分のスキルが直接評価される喜び、多様なキャリアに挑戦する機会、節税や財務管理能力の向上、人間関係を自ら選べる利点など、個人事業主だからこそ得られる魅力が数多くあります。
良いこともありますが、収入が企業勤めより不安定になる可能性もあるので、しっかりとした計画は必要です。
会社員でも個人事業主になれるので、売上が発生したら独立でもいいですよね。
得られる自由と責任のバランス
自由で柔軟な働き方は、大きな魅力である一方で、全ての責任を自分で負う必要があります。
クライアントとの交渉、案件の管理、税務処理など、日々の業務は多岐にわたりますが、それを乗り越えることで得られる達成感と自信は、何物にも代えがたいものです。
自由と責任のバランスを取るためには、計画性と自己管理能力が重要です。
特に、収入の波を予測し、長期的な視点で行動することが、個人事業主としての安定した成功につながります。
成功のために大切にしていること
個人事業主として成功するためには、以下のポイントを意識することが役立ちます。
- スキルアップを続ける
変化の激しい現代では、新しい技術や知識を学び続けることが、仕事の幅を広げる鍵となります。 - ネットワークを広げる
同じ志を持つ仲間や顧客とのつながりは、成功への大きな助けになります。 - 収支管理を徹底する
財務の状況を常に把握し、適切な節税対策を行うことで、安定した経営が可能になります。 - 自己成長を楽しむ
課題や困難を乗り越える中で、自分自身が成長していく過程を楽しむことが大切です。
個人事業主としての未来を切り開く
個人事業主という選択肢は、決して誰にでも簡単なものではありませんが、その自由と可能性は、努力次第で大きな成果をもたらします。
自分らしい働き方を見つけ、より充実した未来を切り開いてくださいね。
開業準備の体験談もご紹介していますので、参考にしてくださいね。
▶個人事業主のなり方!会社員から開業準備の体験レポート【退職からの独立】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
個人事業主に挑戦してみたいけど…どんな感じなのかな?